ミドル世代のブレスケア

30代以降のブレスケアについて考えてまいりましょう
妊娠出産編

 口臭にお悩みの皆様。
今日はミドル世代のブレスケア、およそではありますが30代以降の女性のブレスケアについて考えてまいりましょう。
ライフステージの変化やホルモン分泌の変化等で体調が変わってくる世代でもあります。
年齢ではひとくくりにできませんが、出産という大きなライフイベントも経験される方がいらっしゃる年代でしょう。
出産はとにかくその前後の変化もすさまじいものがあります。
妊娠から始まって出産までがジェットコースターのようだと表現されてもいいかもしれません。
こればかりは経験した方にしかわからない事だと思います。
とにかく様々な症状が現れますので、時には医療の助けが必要になる場合も出てきます。
現代社会において、妊娠は病気ではないなどと軽く考えるのは危険と思います。
危険と隣り合わせの状態であると考えたほうが良いと思います。
ホルモンバランスは妊娠前、妊娠中、出産後と大きく変化します。
身体もそうですが、精神的な変化が表れる方も多いのではないでしょうか?
赤ちゃんの出現、生活の大きな変化、睡眠不足、夫婦間の小さなストレス等、挙げればきりがないほどの負担が押し寄せます。
核家族も多いですからいろいろな負担が女性に降りかかってくることでしょう。(もちろん男性にもですけどね)
ホルモンの変化、ライフスタイルの変化、メンタル面の変化、それに伴う嬉しさと同時に押し寄せるストレス。
自分の事は二の次で赤ちゃんを育てていく、人生の中で一番尊い時期でもありますよね。
お仕事をされている方もとても多いですから、仕事の復帰の事も考えながら育児をしていらっしゃる。
保育園探しの保活もしたり、ベビーシッターさんを活用したり、頼れる先はできるだけリストアップしたり。
このような忙しい日々を送られている中、ご自分のお身体はケアが回らないことが多いと聞きます。
歯科医師の目からすると、妊娠中は歯肉炎が特に多いです。
出産後もケア不足から歯肉炎や歯周炎、虫歯になる方もいらっしゃいます。
婦人科系のケアが引き続き必要な方もいらっしゃいます。
そして、睡眠不足や疲れ、精神的なストレスが溜まってきてしまいます。
こうなると自律神経が乱れてまいりますので口臭も増大しやすいです。
ご自身で何となく感じることがあっても忙しさとストレスで相談や通院もできていないうちにどんどん悪化していく例もあります。
ミドル世代は一番頑張っている方たちという事、私はわかっています。
そんな中で口臭に悩んでいらっしゃる方々を適切なケアで楽にして差し上げたいです。
ケアには歯科医師による丁寧なカウンセリングが欠かせません。
ライフステージの事も十分に理解しています。
形だけの検査や十分でないカウンセリングはかえって症状を悪化させる元になりかねません。
歯科治療の片手間で扱えるものではないのです。
深く悩む前に是非カウンセリングにお越し下さい.