発酵食品を活用しませんか

発酵食品について考えていきましょう

口臭にお悩みの皆様。
口臭予防で大切になってくる食生活ではメニュー選びが大事になってまいります。
その中で外すことが出来ない「発酵食品」というものがあります。
今日は「発酵食品」についてお話していきたいと思います。

「発酵食品とは」
微生物(細菌、酵母、カビ等)の働きを利用した、食材に栄養価や保存性や旨味といった付加価値が加えられた食品の事です。
次のようなものがあります。
☆乳製品(ヨーグルト、チーズ、サワークリーム)
☆豆製品(納豆、みそ、醤油、豆板醤)
☆肉類(ハム)
☆魚類(鰹節、塩辛、魚醤)
☆野菜類(漬物、ぬか漬け、キムチ、ピクルス)
☆果物類(リンゴ酢、ブドウ酢)
☆穀物類(日本酒、ビール、みりん、酢、麹、パン)

「発酵食品にある効力}
☆腸内環境を整える。乳酸菌など有用な菌が腸内の悪玉菌を抑制し、善玉菌の働きを活性させることにより免疫力を高めます。
☆コレステロール値、中性脂肪を抑える働きにより生活習慣病を予防します。
☆代謝をよくするビタミンB群が多く含まれるため体温を上昇させて身体を温めてくれます。

ちょっと教科書のような内容が続いてしまいましたが読んでいただけましたでしょうか?
画像にも載せましたようにお味噌汁は身近なメニューとして代表的な発酵食品の活用例です。
大豆に含まれるサポニン、ペプチドが腸内環境を整えてくれます。
味噌汁は温かいメニューですので、代謝がよくなります。

グラタンは、タンパク質と脂質が体温を挙げてくれます。
漬物も簡単に取れる食品例ですね。
ヨーグルトは高たんぱく食品なので筋肉量が多くなりそれにより代謝も上がります。
意外ですが、チョコレートも発酵食品です。
カカオを発酵させて乾燥、焙煎したものがチョコレートです。
チョコレートにはカカオポリフェノールが多く含まれますので抗酸化作用や血圧上昇を抑える作用があります。

このように身近な食品の中に発酵食品は多く、私たちの身体の健康維持に欠かせません。
和食文化において発酵食品はとても馴染み深いことから、食事メニューに和食を意識して取り入れていただくことによって自然と発酵食品を摂ることにつながります。
自分の良く知っている和食メニューだとワンパターンになると思われますが、コンビニのメニューにもたくさんありますし、何といっても味噌汁は具材のバリエーションが数えきれないほどあります。
関東と関西ではお雑煮が違うのは有名ですよね。
これを機会に日本全国の味噌汁についてちょっと調べてみたりするのも面白いと思います。

お味噌汁を摂りたいけど、鍋を出すのが面倒だな…。
これ、あるあるです。
私はそういう時マグカップ(陶器)でレンチンで味噌汁を作ります。
マグカップに、好きな野菜を切って(ちぎって)入れます。
レンジで茹でものモードで加熱。(もしくはレンジ強で1分から2分くらい…調節してください)
少し冷まして顆粒だし少々とみそ小さじ1を入れて湯沸かしポットの90℃のお湯を注ぐ。
やけどには注意ですが、一人分でも複数人数分でも一気にできます。
お味噌って、ぐつぐつ煮立てないでいいんですよ。
具材は、小松菜としめじが最近のブームです。
人参の細切り、キャベツのちぎったもの、エリンギを裂いたもの、冷凍のカット里芋、冷凍のなす、なんでも試しています。
簡単で美味しいですし、安くて栄養満点。
自分オリジナルの具材豊富な味噌汁は身体も喜びます。
外食の味噌汁がものたりなくって飲めなくなりますよ。
お料理って出来ないとかやりたくないって思う方時々いらっしゃいますけど、こういうことでいいですからご自身の身体のために「レンチン野菜味噌汁」から始めてみませんか?
具材のレパートリーで良い組み合わせがありましたら是非教えてください。
ベル歯科では治療効果を最大限に引き出すために栄養摂取のサポートをしています。
お気軽に初回カウンセリングにいらしてください。