リンパとは何か

リンパと名のつく物はたくさんありますが「リンパ」とは

口臭にお悩みの皆様。
リンパって言葉、健康や美容に興味のある方は一度はきいたことがあるのではないでしょうか?
血液はもうよくおわかりですよね。
赤血球があって血小板があってかさぶたや内出血なども血液です。
ではリンパとは?
血管ではなくリンパ管を流れる液体の事をリンパ液(リンパ)といいます。
リンパ液の主な成分としては血液中の液体成分でもある血漿というものです。
血液とかなり深いかかわりがあります。
血液って、心臓から勢いよく出てきて全身をめぐり、また心臓に戻りますよね。
その行程の途中で一部の血液が毛細血管から滲みだしていって体の中の細胞に酸素や栄養を届けるんです。
(はたらく細胞という漫画がありますが、本当に良くわかるので機会がありましたら読んでみてください)
酸素や栄養を届け終わったらまた血管に戻りますが、その時に戻れなかった水分があります。
それを組織液といいます。
ちなみに体中の細胞はこの組織液にひたひたに浸った状態で潤っています。
この組織液の一部なんですが毛細リンパ管というところに入り、リンパ液と呼ばれています。
組織液には細胞から受け取った老廃物や細菌やウイルス等の異物も含まれていますのでそれらも一緒にリンパ管に取り込まれるようになっています。
血管から滲みだすとき、赤血球は大きすぎて出てきません。ですので薄黄色い液体になります。
ちなみに血液の凝固作用を担う血小板も大きすぎて滲みだすことはできません。
ですのでリンパ液の凝固能力は血液より小さいです。
リンパ液は組織液由来なのですが、どこの組織液由来かによって成分や色が違うそうです。
浅い擦り傷を作ったときに血が出ないで薄黄色の液体が滲みだしてきたことがありませんか?
それがまさに組織液ですね。
体中を潤している組織液、当然お肌も臓器もこの組織液なくしては存在できません。
潤いを保つ組織液が巡り巡っている、それがリンパ液です。
ベル歯科ではリンパ液の重要性に着目してリンパマッサージを研究しています。
日々患者さんの治療効果を最大限引き出す努力をしています。
どうぞお気軽に初回カウンセリングにいらしてください。