口臭外来で考える口臭と飲食の関係

口臭と日常の飲食について考えてみます



口臭にお悩みの皆様。
日常的に摂取されるものは何ですか?
お水、お茶、コーヒー、炭酸飲料等、色々ありますがどれでしょうか。
私もコーヒーは大好きですが、な、何とですね、コーヒーは口臭に直結しやすいそうです。
がっかりですね。
そのほかにも糖分が含まれる飲料は間接的に口臭につながります。
虫歯との関係はまた次回に致しますね。
舌がおおいに関係するのですが舌表面に汚れがたまっていたりしますとさらにそこにコーヒーがついてより口臭が強くなります。
喫煙も同じく口臭に直結いたします。
喫煙についても次回お話いたしますね。
舌の表面はざらざらしていて、味覚を感じる細胞が点在していて、表面は細かい凹凸があります。
健康な舌は新陳代謝が活発でどんどん新しい細胞に生まれ変わりますし健康的できれいな色をしています。
しかし化学物質や物理的に過度な刺激を受けると舌の表面は「肌荒れ」のような状態になり「炎症」を起こします。
そうしますと舌表面が舌苔と呼ばれる堆積物で覆われ、程度によっては強烈な口臭を引き起こします。
人によってはこの舌苔をとるために歯ブラシで舌を強くこすったりします。
舌苔はそう簡単にとれるものではありませんので舌表面を傷つけてしまいます。
そうしますとまた出血、炎症の悪循環に陥ります。
もちろん口臭はより強くなるばかりです。
このようなときは食事や飲料を見直してみましょう。
刺激物を避け薄味で体に優しいものを選んでください。
例えば丁寧に作られた和食などです。
手が込んでいなくてもいいですし、コンビニで買ってきたものでもいいですよ。
酢の物や煮物のような小鉢料理風のメニューを追加してください。
くれぐれも食事は抜かないでくださいね。
しっかりと食事をとり水分も補給しましょう。
睡眠もとても大切です。
口臭と睡眠についても次回詳しくお伝えします。
ストレスもできるだけ溜め込まないようにお願いします。